2019年9月3日火曜日

マジカルミライ2019ライブレポート セトリも紹介します!

2019年8月30日から9月1日まで開催されたマジカルミライ2019東京のライブセットリストや、私なりのレポートを紹介します。企画展などについては別の記事で紹介します。
関連記事-マジカルミライ2019企画展レポート ミクさんの今後を紹介
記事作成: 2019.09.02/記事更新: 2019.09.03

マジカルミライ2019の巡音ルカバナー
今年はルカさん10th
ルカさんの看板も企画展入口に

サーカスと10周年のルカイヤー

今年のマジカルミライ2019のテーマは「フューチャーサーカス」ということで、サーカスを意識しています。また、ルカさん10周年ということで、日替わりで曲が変わったりとルカさんパートが補強されています。wowakaさんが今年亡くなったので、アンコールに毎日日替わりで1曲入っています。

大阪と東京の二会場での開催で、大阪が8月10~11で東京が8月30日~9月1日の開催です。私は東京公演の31日と1日を見てきました。

セットリスト
曲名/作曲者/ボーカル名
※CGモデルは基本的にはDIVA Xモデルベース

1-テオ/Omoi/初音ミク
2-すきなことだけでいいです/ピノキオピー/初音ミク
3-愛の詩/ラマーズP/初音ミク
※1~3曲目Snow Mikuでも使用されている 「17 model」?

4-快晴/Orangestar/初音ミク
5-深海シティアンダーグラウンド/田中B/鏡音リン
6-メインキャラクター/Luna/鏡音レン

(1日目)
7-劣等上等/Giga/鏡音リン・レン
8-からくりピエロ/40mp/初音ミク
9-Catch the Wave/kz/初音ミク
10-Baby Maniacs/八王子P

(2日目)
7-ロキ/みきとP/鏡音レン/初音ミク
8-砂の惑星/ハチ/初音ミク
9-どうぶつ占い/すこっぷP/初音ミク
10-Baby Maniacs/八王子P

(3日目)
7-ロミオとシンデレラ/doriko/初音ミク/ミクパモデル
8-からくりピエロ/40mp/初音ミク
9-Catch the Wave/kz/初音ミク
10-劣等上等/Giga/鏡音リン・レン

11-キレキャリオン/ポリスピカデリー/初音ミク
12-ある計画は今も密かに/森羅
13-ラムネイドブルーの憧憬/アオトケイ/MEIKO

巡音ルカ10thパート(14~18曲目)
14-Never Die/ゆよゆっぺ/巡音ルカ

15-星屑ユートピア/otetsu/巡音ルカ(1・2日目)
15-どりーみんチュチュ/emon/巡音ルカ・初音ミク・鏡音リン(3日目)

16-ルカルカ★ナイトフィーバー/samfree/巡音ルカ/ミクパモデル(1・3日目)
16-Just Be Friends/Dixie Flatline/巡音ルカ(2日目)

17-それがあなたの幸せとしても/Heavenz/巡音ルカ
18-Jump for joy/EasyPop/巡音ルカ・初音ミク

19-大江戸ジュリアナイト/Mitchie M/初音ミク・KAITO
20-ブレないアイで/Mitchie M/初音ミク
21-ヒバナ/DECO*27/初音ミク
22-グリーンライツ・セレナーデ/Omoi/初音ミク
23-僕が夢を捨てて大人になるまで/傘村トータ/初音ミク

アンコール
24-アンノウン・マザーグース/wowaka/初音ミク(1日目)
24-ワールドエンド・ダンスホール/wowaka/初音ミク・巡音ルカ/DIVA Arcadeモデル(2日目)
24-ローリンガール/wowaka/初音ミク/ミクパモデル(3日目)

25-Hand in Hand/kz/初音ミク
26-ブレスユアブレス/和田たけあき/初音ミク

CGモデルは2日目と3日目のみ現地確認で誤認の可能性あり

今回は少しだけ写真OK!

マジカルミライ2019ライブ会場
ライブ会場
ライブ入場時にカメラチェックが無いので不思議に思っていたら、今回から写真撮影がライブ終了後の10分だけOKになりました。ライブの風景を写真に残せるのは嬉しいです。

最後だけ撮影OKなのは良い落としどころだと思います。撮影禁止といっても皆スマホを持っているので、撮影禁止には限界があります。一方で海外だと演奏中はスマホ程度の撮影であれば問題無しのライブも多くなってきましたが、ライブ中に皆がスマホを持ち上げてるなんて珍妙な光景も見られ、それも風情が無いと思います。なので、時間を区切ってOKにするのは良いと思います。

というわけで今回のレポートでは写真でもちょっとだけ紹介します。

Snow mikuの17 model ?登場

CGモデルは例年通りDIVA Xが基本となっていますが、Arcadeモデルやミクパモデルも一部使用さています。そして一番の特徴は最初3曲で17 modelらしいのが登場したことです。

17 modelは2017年のマジカルミライの企画展で登場し、Snow mikuのライブでは既に登場実績があります。当初はリアルタイムで3DCGキャラクターを躍らせる、R3システム用に使用されていました。そのためシェーダーの表現が軽いややのっぺりした衣装の表現でした。

今回のライブを見るとCGのシェーディングが変わっているようで、リアルタイムに対応する必要がない分リッチになっている模様です。衣装が布っぽい反射の仕方をしていたり、顔の陰影がしっかりあり少女漫画っぽい乙女チックミクさんに仕上がっています。個人的にはかなりアリなデザインです。

マジカルミライにも登場したということで、SEGAのDIVA Xモデルベースの制作から離れていくのか、今後が注目です。

ますます饒舌になるミクさん

最近のミクさんはかなり饒舌です。今年はルカさん10thということで、ルカさんとのかけあいがあり、去年よりもさらに饒舌に進化しました。

昨年のレポートでも紹介しましたが、ミクパが初めて開催された時はミクさんが喋り泣いた演出で大ブーイングが起きました。ブーイングには他の理由もあったのですが、それを加味しても演出にはかなりの拒否反応が起きていました。

そういった喋りやキャラ付け的な側面を持つ演出が増えているのは、色々変わったなあとしみじみ感じてしまいます。

サイドLEDモニターの補強によりシンプルだが向上した表現性

マジカルミライ2019ライブ会場
サイドのネオンぽいものが
LEDモニター
基本的な舞台セッティングはいつも通りです。中央にディラッドボードを配置し、その上部に通常のプロジェクター用スクリーンの構成です。

それに新たに足されたのが、左右3本づつ大中小のLEDモニターです。ライブでよく見られる積み上げ式のLEDモニターを縦長に積んだものだと思いますが、それがあるだけで舞台に広がりが出て良かったです。表示内容は演出によって違い、上部と同じ模様を表示したり違ったものを表示したりと色々です。

特に良かったのは上の写真にもあるネオンぽい表示です。LEDモニターはプロジェクターと比べるとドットは粗いものの、輝度やコントラストに優れている特性があります。そのためネオンぽい演出では、少し離れたところであれば本物ネオンのように見えるくらいとても綺麗に見えます。

逆に少し悪かったのは上部スクリーンと同じような模様を表示する時です。上部スクリーンとLEDモニターでは特性が違うので、同じ映像を表示しても違うよう見え、ある程度違和感が出てしまいます。ただ、似たようなちょっと違った模様などだと違和感がぐっと減るので、そういった改良があればもっと良くなるのではと感じました。

加えて舞台が星のように光る演出も中々綺麗でした。見た感じでは小さいLEDがまばらに吊るされているようだったのですが、開演前に近くで見たところそうは見えなかったので、レーザーを反射させたりか何かなのかもしれません。

ルカさんの♡は後ろの席の人の物!

今年もレーザーを使った壁に投影する演出がありました。位置の関係上見えるのは後部席の人だけです。ルカさんパートではハートが表示されたりしたのですが、見れたのは後ろ半分の人だけです。

バズーカの銀テープが文字入りに!

ライブが終わると銀テープがバーンと飛んでくるのは定番です。Snow mikuやmiku expoでは銀テープに文字が入っていて、毎回それが記念品になったりします。一方マジカルミライでは文字無しだったのですが、今回からそれが文字ありに変更され嬉しい変更です。銀テープはライブ参加者だけの特典お土産ですからね。

銀テープを高圧ガスで飛ばす機械は、バズーカと呼ばれています。今回は前方だけでなく、会場真ん中あたりにも設置されていて、後部の人すべてに行き渡らないにしてもかなりフォローされるようになりました。

先述のレーザーの演出といい会場後ろ側になってもフォローが入る用になったのは嬉しいことです。いくら座席に値段差があると言っても、演者が見れないのはミクさんライブに限らず悲しいものです。会場後部の人だけのちょっとした特典を設けたりフォローするのは、ライブ来場者全員の満足度を上げるものです。これからもその部分は強化してほしいです。

曲目はかなり日替わりの部分が

マジカルミライでは曲目が日替わりの時とそうでない時があるのですが、今回はかなり多くの入れ替えがありました。

以前も同じようなことを書いたのですが、日替わりだとその日だけの特別感や何度もライブに来る日には嬉しい演出です。一方で好きな曲が聞けない日があったり、一度しかライブに来れない人には不公平感を与えたりもします。そういう意味では賛否あるもので、何とも言えないと感じます。

最後のアンコールはwowakaさん追悼になってしまいました。samfreeさんといい頑張ってる人の新しい曲が聞けなくなるのは、本当に残念です。

来年は8月と12月開催に

来年のマジカルミライ2020は8月7~9日に大阪、12月に18~20日に東京で開催されます。

マジカルミライ2019ライブ次回告知

東京が12月開催になったのは間違いなくオリンピックのせいでしょう。ビッグサイトなんかは今年の8月から工事が始まり使用不能で、展示会やライブに大きな影響が出ています。オリンピック・パラリンピック開催中の8月の東京開催はまず無理です。3月9日に開催という手もあったのでしょうが、Snow mikuと近いことやライブ会場自体がオリンピック終了まで抑えにくい状況で難しかったのかもしれません。オリンピックは色々味噌が付いて素直に喜べない状況ですが、ここでも嬉しくない状況に陥るとは…

とは言え12月開催ということで、初の冬シーズンのマジカルミライという楽しみも生まれました。雪っぽい演出など、冬ならではの演出に期待して待ちたいものです。

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