2014年11月1日土曜日

行ってきた 初音ミク WOWOW スペシャルライブ

初音ミク×TOUCH!WOWOW2014 スペシャルライブの看板
入り口付近にあった看板
初音ミク×TOUCH!WOWOW2014 スペシャルライブに行ってきました。

初音ミク×TOUCH!WOWOW2014 スペシャルライブのチケット
今回送られてきたチケット
念のため加工いたしました
HATSUNE MIKU EXPO 2014 in New Yorkの映像をWOWOWが独占放送をすることを記念して今回のライブが行われました。チケットの販売はなくWOWOWに加入者だけが抽選にて参加できる方式で、1000組2000名の当選者が設定されました。ちなみに去年の和歌山で行われたミクパもWOWOWがスポンサーとなり生放送をしました。

チームスマイル/豊洲PITの入り口付近
今回の会場チームスマイル/豊洲PITの正面
今回のライブ会場はチームスマイル/豊洲PITで新豊洲駅からは徒歩5分、豊洲駅からは15分程度といった場所にあります。周りはフットボール場やらバーベキュー場に建設途中のマンションといった開発途中の場所です。中はZeppのようなライブハウスでスタンディングだと3103人の定員となっています。このライブの当選者は2000名なので比較的余裕のある人数となっています。

初音ミクスペシャルライブの場内の配置図
今回の配置図
ブロックごとのスタンディング形式
送られてきたチケットを見ると、ブロックごとのスタンディング形式で通し番号などもなかったので余裕を持って会場一時間前の4時ごろに到着。上の写真の通り、雨のせいもあって比較的並んでいない感じでした。主な客層はマジカルミライと比べると少し高い印象で男性がいつもより多かったと思います。しかし、小さな女の子もちらほら混じっていて客層自体はいつも通り広い印象をうけました。

開場が近づくにつれて人の列が伸びていくわけですが、雨が避けられる場所は入り口付近の屋根があるところだけで、傘を差した人が長い列を作りました。私もあと少しのところで屋根があるところに並べず外で待っていたのですが、比較的弱い雨だったので助かりました。

錦織圭とお祝いの花
入り口のお祝いの花
錦織圭とセットというのがまたなんとも・・・
夕方5時を回って待ちに待った開場時刻です。定時での開場となり、比較的スムーズに場内へ入場することが出来ました。エントランスにはクリプトンのボカロ達とライブに行くと必ずあるお祝いの花にCDなどの物販がありました。お祝いの花がWOWOWからだけでちょっと寂しかったのですが、WOWOWのイメージキャラクターである錦織圭の看板とセットというのはWOWOWらしいと思いました。

エントランスのイラスト
イラスト
各キャラの看板はそれぞれテレビクルーに扮したものとなっていて、可愛らしい感じです。

鏡音レン・リンとMEIKOの看板
レン君・リンちゃんとMEIKO姉さん
初音ミクと巡音ルカとKAITOの看板
ミクさんとルカさんとKAITO兄さん
このルカさんちょっといい・・・
最初に技術的な部分に簡単に触れておきますと、今回のミクさんのCGモデルはミクパモデルでした。投影は下部からおそらく2台のプロジェクターでの投影、ディラッドボードは4:3でイメージ的には初代感謝際を思い浮かべてもらうと分かると思います。バンドメンバーとプロジェクタースクリーンが左右に配置される形で装飾などもおとなしめでした。

セットリストはミクさんの曲だけで計8曲35分です。

Sharing The World
メルト
Yellow
Parades
glass wall
秘密警察
ワールドイズマイン
Tell Your World

英語曲以外はどれもミクパでやった曲でメルトやYellowのような古めの曲があったのが逆に良かったです。また、会場が小さいのでどの場所からでも比較的よく見えたと思います。私は後方の真ん中から見ていましたが、ミクさんがまぶしいぐらいクッキリ映っていまいした。演出も抑え目でしたが会場が小さいので気になりませんでした。さらに定員に対して余裕を持ったお客さんの数だったので、スタンディングでありながら息苦しさも感じませんでした。最近は大きな会場が多かったこともあって今回のライブは非常に素晴らしく感じました。本当にWOWOW良い仕事してくれたぜ!という感じです。

余談ですが、列で待機中にいた隣の人は小さな女の子とその親御さんだったのですが、せっかくなので何で初音ミクを好きになったか聞いてみました。するとテレビのCMで聞いた知らない歌を気に入って調べたら初音ミクで、それが可愛かったから好きになったそうです。小さな女の子まで虜にするミクさんは流石です。そして、女の子が今回のライブを楽しめていたならもっと良いんですけどね。

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2014年9月30日火曜日

マジカルミライ2014を振り返ってみる ライブ編

マジカルミライ2014のライブについて振り返ってみます。

マジカルミライ2014を振り返ってみる ライブ編

マジカルミライ2014inOSAKAにあったポスター

最初に私の結論を申し上げると、「去年の悪いところが改善されて楽しかったし満足出来たが、大きな変化は感じなかった。」とこんな感じです。では、もう少しつっこんだ話しをしていきましょう。

そもそもマジカルミライとは?

簡単な説明をしますとマジカルミライはクリプトンが中心となり、去年から始まり2回目の開催となります。以前も有料のライブと言うとSEGAが開催したミクの日感謝際、Magesが開催したミクパ、Angel projectが開催した初音鑑などのライブがありました。これらとマジカルミライの違いは文化際的なものを目指している部分です、なのでライブ会場のほかにも展示エリアが併設されるようになりライブ以外にも初音ミクの歩みやいろいろな商品の紹介がされるようになっています。

簡単な技術的背景の説明

中心がクリプトンとなったもののクリプトンが音源会社ということもあり、様々な会社との連携のもと製作が行われています。例えばCG製作はセガが行っています。そのため 初音ミクprject Diva F や アーケードの初音ミク projec DIVA Future toneのCGモデルが、ライブでも使われています。映像の投影方法はざっくり言うと透明なスクリーンにプロジェクターで映すので、めちゃくちゃ特別な技術が使われているわけではありません。

ライブの内容・感想

まず最初は今回初めて導入されたオープニング登竜門です。ライブ前の前座として行われるのですが、初音ミクを使っていれば何やってもOK!参加したい人はオフィシャルサイトから応募してね!というかなり無謀な企画でした。おまけに数ヶ月前に発表という突貫ぶり、結果として大阪ではアゴアニキさん・東京では該当者無しという結果になりました。

アゴアニキさんはボーカロイド初期から活躍される人で人選としては妥当な結果だと思います。内容もアゴアニキさんがボーカロイドで作曲した曲を人間が歌うといったもので、私は良かったと感じました。

しかし、数ヶ月前発表で東京では該当者なしということになったのは、無理やり企画を立ち上げて選考が上手く行かなかったとしか思えません。文化祭という視点では面白い企画だと思うので次回もやって欲しいと思いますが、しっかりとした準備をしてやってもらいたいものです。

次に夜の部だけあったライブ前にボーカロイドの中の人がMCをやるというもの。大阪では初音ミクの声の藤田咲さんが、東京では藤田さんの他に鏡音リン・レンの下田麻美さん、巡音ルカの浅川悠さんが登場しました。会場の反応は上場で東京会場では浅川さんのおかげでかなり盛り上がっていました。登場時間はどちらも10分もいかない程度で、もう少し長くても良いと思わせるほど良い時間だったと思います。

それでは本題のライブのほうに入ります。最初はミクさんがLady gagaのライブで前座を務めたとき一緒にダンスを披露した方たちが、ミクさんの登場を盛り上げました。ミクさんと人間を一緒に共演させるというのは初音ミク最後の大感謝際でも行われた試みで、私自身は良かったと感じたものの賛否のある演出だったと記憶しています。そのためどうライブに組み込むかと期待したのですが、
ダンサーが盛り上げてミクさん登場と共にダンサーはステージから消えるといった感じで、もう一工夫が欲しかったです。このミクさんと人間の共演というのはなかなか難しいもので、演出としてはまだまだ模索出来るものなのではと思っています。

バンドメンバーも今回は一新され20代の若手になりました。パンフには「エネルギッシュなライブになることを期待した。幼い頃からやっているので技術はある」といったことが書かれていました。

曲は去年から引き継がれた曲が多くあり新曲は少なかったです。ちなみに去年は感謝際などのセガ主催のライブでは使われてなかった曲が採用されました。しかしこの選曲が初音ミクライブの難しいところで、曲自体は膨大な数あるのですが、膨大な数のせいで比較的有名な曲で初音ミクがかなり好きなファンでも知らないのということがよく発生します。セガ主催の場合はDIVAの曲からだろうと予測することがある程度できるのですが、そうでなくなると予測すら出来ません。そのため前回のマジカルミライでは有名な曲なのに楽しめない人が生まれるということになり、私自身も知らない曲が沢山ありました。なので今回の知ってる曲が多いというのは安心感があり良かったと感じました。また、去年から引きつぐ曲が多いというのはCGも同じものになるということを意味します。CGを作るということは大きな労力・コストが発生するので使いまわしが必要になってしまいます。その点で面白いこと言うなということがあったので紹介しますと、Shake it!で転びそうになるという演出がありそれが去年と同じなのはおかしいというものです。それに対する反論も良かったので紹介すると、演技なんだから同じでよいんだ!というものでした。これは細かい部分をちょっと変えるだけで新しくなるという視点と演技なんかだから同じほうが良いんだという視点の違いです。この部分のやりとり今後のライブに生かせる考えだと思いました。

大阪会場と東京会場の違い

大阪会場はインテックス大阪という展示会場、東京会場は東京体育という大型スポーツ施設です。大阪会場は展示会場ということで2F・3Fみたいなスタンド席無しの縦長の会場だったのですが、2F・3Fが無いおかげでスクリーンへの写りこみがなくクリアに見ることが出来ました。しかし会場の設計上の問題で音響はお世辞にも良くないものでした。それに対し東京会場の音響はだいぶ良かったのですが、2F・3Fなどがありスクリーンへの写りこみはかなりのもでした。さらにスタンド席から見るとムービングライトがきつすぎてスクリーンが見にくい状態でした。ライブなので音響は重要な要素ですが初音ミクが見えることの重要度は非常に高いと思うので、スクリーンに投影する関係で横からの視野の調整に限界があることを考えると音響が悪くても大阪会場のほうがまだ良かったのかなと思います。

マジカルミライの今後に望むこと

これらから次のマジカルミライでやって欲しいことは、明確なコンセプトが分かるようにして曲間の演出をもっと考えて欲しいということです。曲を大きく変えるのはコスト・観客の観点から難しい、その制約から出来ることは小さな演出で違いを感じさせることです。また、若手バンドメンバーが発表された時に一部不安の声が聞かれましたが、この点もコンセプトがはっきりしていてそれに沿ったバンドメンバーだと分かれば不安の声も小さくなると思います。

今回長々と感想を書いたのですが、最近こういうくだらない長文を書く人が減ったのではと思い書いてみました。本当に満足していたのに不満たらたらの文になってしまったのは反省しています。こんなしょうもない長文ですが機会があればまた書こうかと思っています。読んでくださった方本当に有難うございます。

2014年9月29日月曜日

マジカルミライ2014を振り返ってみる 展示編 その2

マジカルミライ2014を振り返ってみる 展示編 その2

前回に引き続きマジカルミライ2014の展示について書いていきますが、時間がなくあまり見ることが出来なかったので大阪会場の写真をメインとします。

今回は大阪・東京と開催され大阪がメイン会場になったわけですが、大阪会場はインテックス大阪という幕張メッセのような展示会場での開催となりました。前回は横浜アリーナでは一方通行で自由に展示会場を歩くことが出来なかったのに対し、自由に歩きまわれるようになったので気軽に回ることが出来ました。

-展示ブース-




主催であるクリプトン展示ブースでは今までの初音ミクの歩みなどの紹介はもちろんのこと、真の初音ミクであるダヨーさんもちゃんと展示されていました。

-企業出展ブース-

企業出展ブースでは物販の販売や展示などが行われ、様々なものが配られたりしていました。

・グッドスマイカンパニー
TeamMIRAIのEVバイク

心臓部であるモーター

スペック票

Super GT用のレーシングカー

ボンネット
歴代レーシングミクとのツーショット
figmaやねんどろいどで御なじみのグッドスマイルカンパニーですが、フィギュアの会社とは思えないバイクや車の展示となっています。去年は残念な事故のあったバイクチームですが、電動バイクという未知の分野のレースなので頑張って欲しいです。

・ロート製薬



OA用目薬でコラボ商品を出したロート製薬です。デジアイがちょうど入るサイズの目薬ケースの配布をしていました。ちなみにデジアイ以外の目薬は小さくて入りません。

・公式グッズ

今回販売した公式グッズも企業ブースのそばにこじんまりとおいてありました。

-アトラクション・フードブース-





この写真のみマジカルミライ2013撮影

クリプトンの展示や企業の展示のほかにも、子供むけの空気で膨らむバルーンやフードコートなどがありました。中でも目を引いたのはダヨーさんにダーツを投げつけるという挑戦的アトラクション。一体誰がそんな恐ろしい企画を考えたのでしょう・・・

写真はマジカルミライ2013のほか八景島シーパラダイスなどにも展示された、CHAN×COさんデザインのおっきいフィギュアです。いろいろ回ってきたせいか疲れてる感じもします。

と今回の紹介はこんな感じで終わりとします。見てくださった方有難う!

2014年9月28日日曜日

マジカルミライ2014を振り返ってみる 展示編 その1

去年に引き続き今年もマジカルミライが大阪8月30日、東京9月20日と開催されたのですが、それについて展示編・ライブ編と分けて私なりに記事を書いていきたい思います。

マジカルミライ2014を振り返ってみる 展示編 その1

2014年に行われた初音ミクのライブ、マジカルミライ2014の展示についてです。
はじめましてtsmcjemnと言います。Youtubeにもチャンネルを持っているのですが、それと同じように気になるものについて少しずつ記事を書いていこうかと思っています。

それでは今回は展示編です。今回のマジカルミライは大阪がメイン会場となっており、展示も大阪は大規模なものが展開されたのに対して、東京はライブ会場内のこじんまりしたスペースに展示する形となりました。時間的に多くは見ることが出来なかったのですが、大阪会場をメインに話を進めていきます。

左が大阪展示時、右が東京展示時です。

大阪会場でまず入ると目に入るのが等身大の初音ミクフィギュア!大阪ではライブ会場とは別の展示エリア、東京ではライブ会場内入り口横に展示されたものです。正直可愛いかと言うと自分は微妙です(苦笑)

マジカルミライ2013の等身大フィギュア
全体的にのっぺりしていて、去年のiXimaさんベースのV3フィギュアのほうが良かったのかなと思います。ただ、去年はちょっと薄暗いとかに展示されていたので、ライトアップされて明るくなっていたのは良かったです。東京会場では大阪会場より見やすいライティングにされていたのもナイスでした。


・上 大阪会場 ・下 東京会場物販

大阪会場物販より

次に物販についてです。東京は利用しなかったので大阪会場のみについてですが、商品などは比較的多く用意されていたのと、去年は始発と同時に大量の人が並び始める状態だったのに対し、7時ごろに到着しても100名程度並んでいるだけだったので、去年よりはだいぶ良かったです。ただ、注文票などは渡されなかったので注文・清算時に、お客さん店員さんともにスムーズな感じではありませんでした。大感謝祭のときのように注文票を準備して貰えると嬉しいです。

今回はこれで一旦筆を置きたいと思います。数日中には続きを書こうと思っているので、そのときも見に来て頂ければ幸いです。読んでくださった方ありがとう!